高麗人参とは? 種類 水参・白参・紅参 加工方法による違い

紅参とは?

高麗人参は神秘の名薬と呼ばれるくらい効果や効能が優秀なものです。

多くの方は高麗人参と紅参を別の健康食品といいますが、

高麗人参は加工方法によって成分や形などが変わった事によって名前が変わります。

つまり、紅参は高麗人参の加工方法によって分けた種類の一つです。

このように高麗人参は色々な加工方法などで種類分けされています。

自分に合った高麗人参の服用によってその効果や効能はより高まります。
高麗人参にはどのような種類があるのかご説明します。

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水参 すいじん(韓国語)・すいさん(日本語)

収穫して加工してないそのままの状態の人参の事です。

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韓国で一般的に知られている高麗人参は加工してない生ものを高麗人参といいます。

漢方の薬剤ではこのままでは使いません。

日本で知られている高麗人参は健康食品として加工してあるものなので生の高麗人参はあまり見かけないと思います。

75%程度の水分を含有しているため長期保存が難しいです。(通常の人参・玉ねぎなどの野菜と同じですね。)

春の終わり頃から初秋まで温度が高い時期には流通過程で腐敗しやすいので料理などによくつかわれます。

日本で一般的に流通している普通のオレンジ色のニンジンと同じ状態ですね。

高麗人参(水参)を使った韓国料理

高麗人参を使った韓国料理はたくさんありますが、伝統的な料理を紹介します。

삼계탕(サムゲタン=参鶏湯)

夏に食べる料理で夏バテ、疲労回復として食べます。

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 수삼튀김(スサンティギン=天ぷら)

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白参(乾参)はくじん(韓国語)・はくさん(日本語)

高麗人参4~6年根が多い。

4年根以上の高麗人参(水参)の表皮(皮)をむき、1~2日間太陽の下で自然乾燥するか、

60度以下で熱風乾燥させて製造したものです。(熱湯処理はしません。)

水分含量が14%以下になるようにして腐らずに長期間保存できるように乾燥した人参です。

製造過程の中で褐色化反応はほとんど起きないので表皮の色は乳白色です。

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真空包装時3年間ほど保存が可能になります。

漢方の薬剤でよくつかわれますが、サムゲタン(参鶏湯)などの料理にも使います。

紅参 こうじん(韓国語)・こうさん(日本語)

高麗人参6年根

 こちらの紅参が日本では一般的な高麗人参の製品に使われます。

洗い⇒蒸し⇒乾燥させた人参

高麗人参を水できれいに洗って、一定の容器に入れて加熱された水蒸気を利用して大きさに応じて一定時間蒸す。

蒸参させて1次熱風乾燥後から太陽を利用したり、その他の方法で水分が12.5-13.5%程度になるまで乾燥した人参です。

このように紅参は熱処理の工程が重要です。

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当初は長期保存を目的として皮をむいていない状態で
蒸気で蒸して乾燥させた塀黄褐色か塀赤褐色の人参でしたが。

蒸気で蒸して乾燥させる間、有効成分が変換を起こして、私たちの体に有益ないくつかの生理活性成分が生成されることが分かり
最近私たちに最も馴染みの高麗人参の紅参になりました。

 紅参ではない高麗人参を使って製品にしている商品もありますが紅参でないと効果が薄いといわれています。

紅参かそのほかの高麗人参かチェックしてから商品を購入しましょう。

紅参の等級

紅参は、加工後の状態に応じて以下のように等級別になります。

天参(てんさん) 紅参の品質が最も良好な特上品で組織が緻密で見た目が最も良いもの

地参(ちさん)  天参の次に良好品であり内容の組織が緻密で見た目が最も良い

良参(りょうさん) 地参の次に良好品であり内容の組織と見た目が地参に比べて若干弱いこと

切参(せっさん) 良参の次の等級で胴体を二等分して包装したもの

尾参(びさん) 紅参胴体以外の部分で、大尾、中尾、細尾などに区分選別した良質のもの

※等級はあくまでも表面上に見える形・色・内部組織緻密度の違いに過ぎず、摂取時の効能・効果には大きな差はありません。

 

 

 

主な分類としては水参・白参・紅参の3つになりますが、その他にもあります。

 太極参 たいきょくじん(韓国語)

太極参は水参をよく洗った後、熱い水に一定時間浸して乾燥したものです。

白参と紅参の間くらいの人参だと言われています。

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水参を細かい尾だけを取り除いて75から90℃の熱水で20から25分間処理した後、乾燥して加工します。

表皮の色は淡黄か黄褐色で切断面は紅参のような淡褐色になります。

真空包装をすると、常温で10年までの保管が可能です。

太極参は紅参産業が韓国の専売産業だった当時、民間での製造販売を目的として作成されたもので、

現在もいくつかの民間企業で生産されていますがほとんど輸出用に生産されています。

効能・効果は紅参とほぼ似ていますが価格が安いです。

 黒参 こくじん(韓国語)

 水参を1度だけ、蒸して乾燥する紅参とは異なり、黒参は九回蒸して乾燥処理を繰り返します。

この方法を伝統布製法では九蒸九暴といいます。

この過程で、ある化学作用が発生して黒くなります。

紅参の特定のサポニンの有効成分が増加するが、熱によって消失される成分も相当なものです。

九回蒸して乾燥作業が必要なのでその単価はかなり高くなります。

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九蒸九暴黒参は消化吸収が速い

九蒸九暴黒参は製造過程で人参組織中の澱粉粒子がゾル(※注1)からゲル(※注2)に移行されます。
長期保管しても内容と成分には変化がありません。
九蒸九暴黒参は九蒸九暴の蒸熟と自然乾燥を通じた黒参製造過程を経る間、各種酵素が不活性化がされて自己消化作用が起こらない品質で安全性に優れ、長期間保存しても内容成分には変化がありません。

 

 

そのほかにも加工の工程で見た目による名前がついています。

以下に乾燥による名前と、形による名前を紹介します。

乾参 乾燥による区別

それ以外にも乾燥の方法や形によってさまざまな名前に分けます。

直参  皮をむかないで曲がるように折らずにまっすぐに乾燥したもの

曲参  皮をむかないで太い尾を曲げて乾燥したものを(曲参)といいますが、

半曲参 曲がった有形によって(半曲参)と言う種類もあります。

尾蔘  高麗人参のひげ根を取って干したをのは(尾蔘)といいます。

形による区別

形による別名も説明調べてみましょう。

童子参 人の体に似ている高麗人参の中で赤ちゃんの姿をした形

陰陽麻 男女生殖器に似た形

昔から高麗人参を選ぶときはこの2つの形を優先にされています。

また、

鳳凰参 鳳凰が飛んでいく姿を

竜参  竜が虹に乗って空を飛ぶ形

亀参 カメの伏せた姿を帯びた「亀参」も長寿の妙薬とされている。

 

 

いかがでしょうか?

多くの種類に分けられる高麗人参はその名前の数くらい効果や効能も多いです!

 

注1 ゾル(Sol)
液体の中に物質がコロイド状に散在している状態)

注2 ゲル(Gel)
溶液から通常の分子やイオンよりも大きく直径が0.1nm~1nm程度微粒子が気体または液体中に凝集したり沈殿することなく分散された状態)

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