高麗人参 正官庄の紅参 商品は高麗人参の特定の加工方法で製造した紅参です。
高麗人参 正官庄とは?紅参とは?いったいどんな食品か具体的に説明させていただきます。
正官庄=せいかんしょう(ジョンガンジャン)とは?
正官庄=since1899は、115年の伝統を誇るKGC人参公社(韓国人参公社)(※注1)が製造する紅参製品のブランドです。
正=正統・正宗・正式などの純粋で正しい
官=政府の意味
庄=莊と通じて包装の意味
正官庄のエンブレムは大韓民国の特産品を象徴する太極マークと未来志向的な造形の紅参キャラクター、6年根紅参の良さを象徴する6つの星がデザインされており、
全体の赤色は信頼性がある紅参製品を生産しようとするKGC人参公社の情熱の意志を象徴します
高麗人参1つを育てるまで6年という長い時間と努力の農家のこだわりが込められているように、正官庄の全製品には、
KGC人参公社115年の伝統の製造ノウハウと厳格な品質管理と数千年を受け継いできた高麗人参の名誉を代表する「職人技」が込められています。
世界の高級品 正官庄
正官庄の製品は韓国内はもちろん世界60カ国以上に輸出されており、効率的なマーケティング戦略とローカライズポリシーを使用して高級ブランドとして認識されています。
実際の中国の商人は、正官庄高麗参(中国人は韓国の紅参を高麗参と呼ぶ)事業を世代をかけて伝える企業にするほど大変な誇りを持っております。
国際人参取引市場である香港で外国参(アメリカ、中国)に比べて5倍から10倍高い価格帯で取引が行われております。多くの中国人が高麗参を伝説的効能を持った最高の薬だと思っており、
1995年11月、江沢民(江澤民)中国国家主席の訪韓時、正官庄天参がプレゼントに採用されました。
韓国内健康機能食品では、最初にイギリスの誇りであるヘロデデパートに進出して世界各国の有名デパートに入店しており世界の人に愛されています。
また、積極的な海外市場攻略を介して、米国、日本、香港、台湾、ベトナム、オーストラリアなど8カ国に正官庄Brand Storeを開設しております。
2009年には韓国内初のサウジアラビアGMP(Good Manufacturing Practice)を取得して中東進出に成功しました。
信頼の名前 正官庄
正官庄紅参は、原料となる高麗人参の生産のために高麗人参栽培予定地の適合性を事前に徹底的に調査して適切判定を受けた農地のみを選定して高麗人参6年根を栽培します。
栽培期間中の付加的な高麗人参飼料分析、農地土壌分析、栽培技術教育などを通じて良質の清浄原料人参を生産、正官庄の製品の信頼性を確保しています。
また、韓国の研究団地にあるKGC人参公社中央研究院と安定性研究センター内の100人余りの研究者が、人参の効能の研究と最高の製品開発のために頑張っています。
正官庄は、数千年以上も続いてきた韓国人の祖先の遺産を科学的研究と徹底した品質管理を介して継承・発展させています。
高麗人参 正官庄 紅参
正官庄 紅参は2千年以上の歴史を持ってる高麗人参を6年間栽培して外皮をむかないまま蒸気で蒸して乾燥させる加工技術で紅参になります。
紅参は、加工法により新しくサポニンが生成されるため、32種ものジンセノサイド (ginsenoside)といわれる人参サポニンを含み、アミノ酸ペプチド、核酸、植物ステロール、水溶性ビタミン、粗繊維、ペクチンの組成のバランスも良い、最高品質の人参です。
注1 KGC人参公社
Korea Ginseng Corporation人参公社
高麗人参 紅参とは?
高麗人参は、ウコギ科人参属植物の根をいいます。
栽培産地に応じて高麗人参(韓国産)、米国人参(米国およびカナダ産)、田七人参(中国産)、竹節人参(日本産)などの名称で呼ばれております。
韓国産の高麗人参を原型のまま加工の方法に応じて、水参、紅参、白参、乾参等に区分されます。
健康機能食品である「紅参」は高麗人参(Panax ginseng CA Meyer)を原材料として、
乾燥させてない6年根高麗人参を蒸気またはその他の方法で蒸して煮て干しているものいいます。この過程で高麗人参の色が紅色に近い塀黄褐色や褐色に変わります。
それで紅参と名付けられました。
必ず6年根を紅参にする理由は?
高麗人参は、通常4年根までは同じように育ちますが、
4年以降になると土、環境、生産者の技術に基づいて質が大きく変わります。
環境と栽培技術が合わない場合は、ほとんど4年以降は高麗人参が腐り始めます。
高麗人参は6年根になるとやっと人の形に似ている頭(脳頭)、胴(主根)、脚(支根)がバランスよく成長します。
それでは、6年を超えるともっと良い高麗人参になるのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、
高麗人参が通常7年以上になってしまうと、表皮が荒れて内部組織木質化(木のように硬くなること)が進行します。
また7年根になると太りすぎて美観や組織的面でも品質が低下します。
高麗人参7年根で、紅参を製造すると内攻(穴)、内白(芯)や白皮亀裂などが多くなり、品質が大幅に低下します。
なので最上の品質の状態の6年根高麗人参だけを加工して紅参を製品化します。
6年根について詳しくは、高麗人参 紅参はなぜ6年根なのか?を御覧ください。
紅参の由来と歴史
韓国で紅参を製造し始めたのは1000年以上前と伝えられております。
西暦1123年、中国宋の使臣[徐兢]が高麗に来て、宋に戻った後書いた一種の見聞録である
高麗図経に「人蔘之幹亦有生熟二等…=高麗人参を生で食べたり、煮て食べる」と書かれてる所があります。
この文献が今の紅参製造の始まりです。
紅参技術発展
高麗人参を煮て加工する技術は、朝鮮時代に入ってさらに発展しました。
沸騰したお湯で蒸して煮る加工方法である熟蔘方法で蒸気に蒸して煮る方法として発展している紅参が登場しました。
この時までは煮るだけの方法だったのですが、蒸して煮る方法に発展させました。
その技術が現在も「紅参」を作る方法で使われております。
紅参の発展と専売制
朝鮮時代末期の純祖代の紅参製造工場である蒸包所を漢江(ハンガン)沿いに設置するようになり、
大量生産の時代に突入しました。
宮中では、蒸包所で加工された紅参のみを流通させる措置をとることにより、
一種の専売権を取ることになり、以降1908年に紅参転売法が制定·公布されました。
近1世紀の間に韓国の専売品として定着しましたが現在はすべてが廃止されています。
紅参の加工技術の発展
(1897年~1950年)
甑(こしき)内部に萩木の板を置き、その上に高麗人参をのせて、
甑(こしき)を覆って薪で湯を沸かして発生された蒸気で高麗人参を蒸している。(1907年)
蒸参を終えた人参は太陽に干してから穴倉に再び入れて
穴倉の中を温めて乾燥している。(1907年)
機械を設置し、ここで発生した蒸気で高麗人参を蒸して、
蒸した程度を知ることができる計器を利用して蒸参しています。(1925年)
(1951年~1955年)
韓国戦争勃発で開城人蔘転売支局の紅参製造施設は、忠淸南道扶餘郡に移転しました。
高麗人参を萩木のざるに入れて簡移植蒸し器に蒸参するなどで製造設備は、
戦争中なので非常に劣悪でした。(1953年)
男女従業員が自由な服装で座って紅参整形作業をしています。(1953年)
(1956年~1977年)
1956年忠淸南道扶餘郡に工場新築に紅参の大量製造が可能になりました。
工場で従業員が高麗人参を手で洗浄している。(1963年)
紅参の大量製造が可能な蒸参装置で、萩木の版に並べた高麗人参を蒸参機に入れている。(1961年)
(1978年~現在)
1978年移転·新築された現在の工場は、世界最高の歴史と最大の規模の最新式の製造設備を備えた人参加工工場である。
高麗人参を自動化された機械を使用して洗参している。
温度、時間などを自動制御する大型蒸参装置で高麗人参を蒸している。
屋外乾燥場で自然乾燥している。
紅参の成分・効用性・機能性
紅参にはどんな成分がある?
紅参の重要な成分では
人参サポニン(ginsenosode)
グリコシド(glycosides)
人参の香り成分(panacen)
ポリアセチレン系化合物
窒素成分
フラボノイド
ビタミン(B群)
微量元素
酵素
抗酸化物質
有機酸とアミノ酸などが含まれている。
サポニンとジンセノサイドはサポニン(saponin)とは? と ジンセノサイド(人参サポニン)とは?でも説明してあります。
紅参製造過程で人参の主な薬理作用をするジンセノサイド(人参サポニン=ginsenosode)の化学構造が
変化します。
この時、抗がん成分、抗糖尿成分、抗炎症成分、抗酸化成分、肝機能化成分、重金属解毒成分など高麗人参には存在しないか含有量がきわめて少なかった成分10種類が新たに生まれたり、含有量が数倍増加します。
紅参の機能性
紅参の機能性に対して科学的に証明するための研究が続いています。
その中でも最も注目を集めている機能性に対して調べてみました。
紅参は、中枢神経に対して鎮静作用と興奮作用があり、循環器系に作用して高血圧や動脈硬化の予防が可能な時もあります。
造血作用と血糖値を低下させ、肝臓を保護する役割をする時もあります。
内分泌系に作用して性行動や生殖効果に間接的に有効な役割をする時もあります。
抗炎および抗腫瘍作用に役に立つ場合もあります。
放射線に対する防御効果や肌を保護する役割をする時もあります。
色々な機能性がありますが、機能性や成分に対する研究は今も続いているので、
これからはもっと成分や機能性などは変化すると思います。
紅参の機能性
西洋やヨーロッパーでは、高麗人参の機能性についてergogenicという言葉で表現することもあります。
Ergogenicはギリシャ語で(仕事-Ergo)と(生産-Gen)の意味の言葉の合成語で、通常、働ける、動くことができる可能性を向上させるという意味です。
Bahrkeと言う学者は、高麗人参の研究文献の分析研究で高麗人参のergogenic effectを運動能力、ストレス反応の効果、認知能力、心理安定などの領域まで設定しました。
人参の機能性資料を検討した結果、現在までに行われた人体に適用試験を中心に高麗人参 紅参は肉体的疲労の回復効果のみが機能性を認めることができ、
ストレスや心理の安定に関する機能はまだ十分研究されていていないと判断されました。
紅参には色々な成分や機能があります。
一言で紅参のどんな成分がどんな機能をすると定義することは難しいのですが、
私の考えでは紅参の機能の中で注目することはアダプタトゲン(adaptogen:適應素)またはimmunostimulatorとして分類されていることです。
「adaptogen」とは、私たちの体が理化学的または生物学的刺激に対して抵抗性を持つようにする物質を意味します。
「immunostimulant」は、身体の感染物質のような異物に対抗する非特異的な防御作用を活性化させる物質の意味です。
この二つの言葉の意味をまとめてみると、
周囲の環境からの各種有害作用による病や各種ストレスなどについて防御力を増加させ、いままでより容易に適応できるようにする能力があることです。
つまり、免疫調節機能ができる成分が紅参に含まれてる事になりますが、
多くの学者たちはこの機能を医学的に科学的に化学的に証明するための研究を続けております。
紅参摂取時の注意事項
紅参の愛好家は「紅参を食べて免疫力が強くなって病気にならなくなるし、各種の成人病や癌を予防する効果がある」と絶賛しますが、一方、「紅参は高いだけで何の効果もないし、副作用が生じる」と言う人もいます。
人によって異なる理由は、漢方では体質の問題とみます。
紅参は化学的に作った薬ではなく健康機能食品です。
ある方の体質には合うけどある方の体質には合わない事があります。
食品のアレルギーのように自分の体質に合わない方は必ずいると思います。
又、以前は無かった反応が急に表れる場合もあるのが食品の特徴です。
しかし紅参の成分を研究している学者たちによると毒を持ってない食品であり、どなたが摂取しても副作用は無いと研究結果を発表しております。
ただし、摂取しないほうが良い時はあります。
紅参を摂取するときは、カフェイン、血圧の薬、女性ホルモン剤(エストロゲン)精神病治療薬などと一緒にに服用しないことをお勧めします。
紅参が血圧と神経に亢進の効果があるためこれらの薬剤と一緒にに食べると薬効があまりにも強くなって副作用をもたらすこともあります。
重病の経験がある方、大きな手術を受けた方は、一日最大投与量を20g以下にしてその他の場合には、一日10gを超えないことをお勧めします。
紅参切片、紅参エキスなど紅参製品は、紅参の含有量を確認して過剰摂取をしないように注意してください。
最後に
健康機能食品がここまで進化できるのは皆さんの関心のおかげだと思います。
まだまだ、紅参に対する研究やテストが続いておりますが、
世界のみなさんが紅参の優秀性を分かるその日まで応援します~~
コメント