日本を始めとして世界的に高齢化時代が始まってるようです。
いろいろな原因がありますが大きく二つの原因があると考えています。
経済的な理由と初婚の平均年齢が遅くなり不妊になるということが原因の一つのようです。
今回は不妊と高麗人参 紅参の関係を説明したいと思います。
不妊と難妊定義
一般的に不妊と難妊を混用して使用する場合がありますが、その定義は異なります。
不妊
避妊を実施していない夫婦が正常な性関係にもかかわらず、1年以内に妊娠ができない場合を言います。
医学が発達している現代は不妊も一次性不妊と二次性不妊に細分します。
- 一次性不妊 一度も妊娠を経験していないのに、妊娠ができない場合
- 二次性不妊 出産は出来なかったけど、妊娠の経験がある場合。
難妊
男性と女性の両方の生殖機能には問題ありませんが、妊娠ができない状況を言います。
不妊と難妊の原因
不妊の原因には色々ありますが、その中でもなにが一番大きい原因だと確立されてはありませんが、一般的に多い原因を男女別にまとめてみました。
男性の原因
性交行為(性器の発育不良、性交不能)、
尿道や精管の異常、精液中の精子の異常(無精子症、精子減少症、精子の運動異常)
女性の原因
性器の奇形や異常
- 排卵障害
- 卵管障害(閉塞、狭窄、癒着)
- 子宮障害(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形)
- 頸管障害(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常など)
- 免疫障害(抗精子抗体など)
- 全身の病気(薬物中毒、栄養不良など)
- 原因不明不妊
男女両方の原因
- 精子と子宮頸管粘液との不適合
- 血液型の不適合
不妊原因の調査
不妊症の具体的な原因を診断するためには病院で不妊の原因を検査してもらうことをお勧めします。
不妊の原因が分かれば妊娠可能方法も分かるようになりますので、なかなか妊娠ができない場合は病院で不妊検査を受けたほうが良いでしょう。
病院に行く時は男性と女性が一緒に検査を受けることをお勧めします。
不妊を検査する方法は色々な方法がありますが、その中でも体表的な検査を説明させていただきます。
基礎検査:
基本的な健康上の問題を発見するための検査です。
血液検査、血液型検査、抗体検査(VDRL、anti-HIV、HBsAg、anti-HBsなど)、尿検査
ホルモン検査:
甲状腺刺激ホルモン、乳汁分泌ホルモン、月経周期3日目の性腺刺激ホルモン(FSH、LH)、エストロゲン、プロゲステロン(progesterone)、男性ホルモン過多症の疑いでテストステロン/ジヒドロエピアンドロステロン硫黄化合物(dehydroepiandrosterone sulphate)(testosterone/ DHEAS)など
精液検査:
男性の要因が不妊の約40%を占めているため、基本的に実施する必要がある検査です。
排卵検査:
排卵がされるかを間接的に確認する検査
子宮頸管粘液検査と性交後検査:
不妊夫婦の性交は、適切な方法で行われるのか、子宮頸管粘液が精子の生存に適しているか、精子が子宮頸管内に到達することができるかどうかなどの検査です。
子宮卵管造影術:
不妊症の原因因子の難関因子、腹膜因子、子宮因子などは、女性不妊症の30〜40%を占めるので、これについての情報を提供してくれることができる非常に重要な検査です。
診断腹腔鏡検査:
基本的不妊検査で異常が発見されなかったときに行う調査です。
基本的不妊検査で確実な不妊の因子が診断されていない患者のうち20〜25%が腹腔鏡検査で不妊の原因を分かるようになります。
病院の検査で確実な原因が分かれば、その原因に適切な方法で改善できます。
例えば、排卵に問題がある場合は手術や薬物投与で排卵がされるように排卵を誘導したり、人工授精(artificial insemination; AI)や体外受精(IVF-ET)で妊娠を成功させるようになります。
性生活という個人的な領域に医療的介入が入するという点において、不妊夫婦はかなり精神的ストレスを経験するようになると思います。
特に不妊の原因となる側は相手より大きなストレスになりうつになる可能性もあります。
しかし、不妊は夫婦の両方に該当する診断名であることと相互の支持と協力が前提となり、一日も早く妊娠ができますように何よりも夫婦間の励ましと配慮が必要です。
不妊の予防と改善
不妊は、非常に多様な原因によって発生することがあるためこれを予防する方法をまとめて話をするのは難しいですが基本的な習慣を変えれば妊娠の確率は高くなると思います。
女性の場合
昔から女性の手と足が冷たいと、結婚後妊娠に苦労するという話があります。
この話の意味は、子宮が冷るとその影響で手と足が冷たくなってしまいます。
冷たい子宮では健康な精子が入っても受精されにくいし着床も難しくなると言う事をいいます。
基本的に女性の体を温める事は皆さんもご存じだと思いますが、意外と簡単にできる方法です。
- 真夏でも必ず座布団の上に座る。
- おへそが見える短いシャツは避ける。
- ショートパンツもなるべく避ける。
- 綿素材の靴下を履く
などの方法を習慣化することをお勧めします。
男性の場合
男性の場合も色々な原因がありますが、病院の治療を受ける前にできる事を紹介します。
男性の原因の場合は健康な精子が少ない、精子の動きが活発ではない、精子減少などがあります。
精液は射精時の生産された精液の3分の1程度しか出ません。
2次時、1次の残りの精液2/3の中で1/3だけが出るので2/9が出てくる結果になります。
3次では、2/9の3分の1だけが出るので2/27だけが出る計算になります。
え?そうだけ?と驚く方もいらっしゃるかも知りませんが、すべての生命体は従属を維持しようと無意識中の本能があり常に精液を残しておきます。
精力がいくら旺盛でも、毎日の性関係をすると精子の生産には限界が表れます。
1回の射精量が通常1~5ccなのですが、妊娠可能精液は少なくとも1cc以上です。
精子の数が6000万個以上になれば可能ですので、頻繁な関係は精子数がすくなくなるし、精子の活動にも力がなく子宮の中に進入しても卵子と結合をできず、妊娠が不可能になる可能性もあります。
これらの原因を改善するためには2~3日の幅で性関係を維持することをお勧めします。
健康な精子が多くなれば妊娠の可能性は高くなります。
健康な精子を作るためには習慣を変えてみましょう。
男性の睾丸は通常の体温が36.5度を超えると精子の生産が中止されます。
特にサウナを楽しむ習慣は、精子の生産に悪い影響があります。
温湯に30分程度入ると精子の生産は一時的に中断されます。
ノートパソコンは机で使用してください。
太ももにノートパソコンを置くと、睾丸の温度が35度まで上がります。
睾丸の温度が上がると、精子の生産に問題が生じます。
必ず机の上で使用しましょう。
睾丸を圧迫するブリーフも精子の生産機能を低下させます。
たまに、トランクスは穿いてない気がして履けないという方がいらっしゃいます。
不妊の原因となることがあります。
電磁波を遮断しましょう。
男性の生殖器に携帯電話が近ければ近いほど電磁波によって精子が少なくなるようです。
ズボンのポケットに携帯電話機を入れる習慣を変えてみましょう。
不妊克服に良い食べ物
妊娠前の栄養状態は、健康な妊娠のために何よりも重要です。
健康マトリックスと健康胎児を決定するのが栄養です。
妊娠準備中の女性に特に強調されている栄養素は、鉄、葉酸、カルシウム、食物繊維です。
鉄分の多い食品
脂肪の少ない赤身の肉、鶏肉など家禽
魚、カキ、豆腐、ごまの葉、ほうれん草、レーズン、ドライフルーツ
アーモンド、ピーナッツなど
葉酸が多い食品
うずら卵、春菊、ほうれん草、ゴマの葉、イチゴ、ニラ、キムチ、トマト、オレンジ、キウイなど
カルシウムが多い食品
牛乳、チーズ、ヨーグルト、骨ごと食べる魚、ほうれん草、ブロッコリー、豆、オレンジなど
食物繊維が多い食品
果物、野菜、豆類、筒穀物など
この中でも妊娠可能年齢の女性に特に重要な栄養素が葉酸です。
胎児の脊髄と神経系の形成に葉酸が重要だからです。
最近では、妊娠を予定している夫婦が一緒に食べると良い栄養剤としても知られており予備パパにも葉酸の摂取を推奨しているそうですよ。
高麗人参 紅参は不妊に本当にいいのか?
不妊で悩む夫婦が増えることにより効果や効能があるという食品や方法に対して注目を集めるようになると思います。
その中の一つが高麗人参の紅参です。
高麗人参 紅参の成分調査や効用について医学側と漢医学側で研究が続いておりますが、医学的に証明できるまではまだまだ時間が必要だと思います。
不妊で悩む方の場合は、色々な事を試すようになり、心も精神的にもつかれるようになると思います。
高麗人参 紅参を服用して妊娠できたと言う話は聞いたことがありますが、紅参を飲む方法だけで妊娠ができたというのは少し無理があると思います。
高麗人参や紅人参は基本的健康増進によくつかわれる健康機能食品です。
基本的な体力を強くさせてくれる意味にもなります。
妊娠を準備する過程で一番重要な事は体力ではないかと思います。
女性の場合は妊娠ができる最初の段階で一番重要な事は着床だと言えます。
健康な精子と卵子があって受精され着床させるには基本的な体力が必要です。
産婦人科で医者たちが共通的に話するのが適切な運動が必要だと言うことです。
それは、基本的な体力が日調だと言う話にもなります。
なお、女性の場合は体を常に温める必要があるので体を温めてくれる食品は常に摂取することが大事です。
その意味では熱の性質がある高麗人参が不妊に良いと言う話が出たと思います。
でも、高麗人参の熱性が合わない場合がありますので、妊娠を準備する方や不妊でお悩みの方は必ずお医者さんと相談してください。
それでは、男性の場合などうるでしょうか?
高麗人参の主要成分は、サポニン(ジンセノサイド)が精子生産を活発にさせ老化した精子や元気ではない精子を元気にさせる力を持ってるという話があります。
数百年前から中国と韓国の漢医書で不妊処方に使用されてきた必須植物です。
これらの話を証明するために色々な臨床試験と研究が続いておりますが、まだ医学的の確立ができてないのです。
基本的に体力を維持できるので精子の健康にもつながる可能性はあると思います。
高麗人参や紅参が特に悪いとか良いとかの話の前にその食品の性質やご自分の体質をよく考えて摂取する事をお勧めします。
高麗人参が不妊に効果があるという話を医学的に証明ができて薬として病院で処方されるなら効果があるからという結論になりますが、
現在は、医学的な証明の為に研究が続いていますが、悪い影響は今の段階見つかってないですとはいえます。
最後に
実は私も4回の自然流産の経験があって心も体もつかれてボロボロだった時期もありました。
何で?何でわたしだけなの?と思ってストレスがうつになり、なにもやる気もなかった時がありましたが家族に励まされて元気を出すようになりました。
今は元気な娘を見るとその時のつらい時間を思いだすことは無いです。
もちろん、私の経験と不妊の悩みとは根本的に違うかも知りませんが何より大事なのはご自分の考えと心だと思います。
あんまり急がないで、少し心を楽にして、できるだろ~~!と考えを持つことが一番大事だと思います。
難妊はあっても不妊は無いよって言ってたある婦人科の先生の話のようにできると言う考えを捨てないであきらめないで頑張ってください!
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