私たちの体から出るすべてのものは、健康状態を示す尺度になります。
トイレで臭いなどの理由ですぐに流してしまった糞も私たちの体の状態を知らせてくれる重要な役割をします。
尿の色や便の色と形を介して健康をチェックしてみてください!
尿の色で見る健康チェック
私たちの体は健康上の問題が発生した場合、さまざまな方法で症状が表れます。
尿もそのうちの一つなんです。
尿の色は薄い黄色の場合は一般的に正常だとみます。
水の摂取量に応じて汗の排出量に応じて少しずつ異なることもありますが、これらが過度に違っていたり長く続く場合は、注意しなければならないです。
それでは、色別に分けてみていきましょう。
過度に透明な色
尿の色が過度に透明であれば、水分を過剰に摂取してある可能性があります。
私たちの体が必要とする以上に水分を過度に多く摂取すると、血液と体液が薄くなり、体内の塩分濃度が低くなることになります。
この場合、電解質(※注1)のバランスを失うことになるので無理をしないほうが良いでしょう。
特に飲料、水などの水分摂取量が多くなる夏は、いつもより注意深く尿の色でご自分の水分摂取量をチェックすることをお勧めします。
注1 電解質
化学的に水または極性溶媒の中で、陽イオンと陰イオンに電離して、その溶液が導電性を示す物質。
しかし、生理的または栄養的にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムのようアルカリ金属、アルカリ土金属に属する鉱物で、体内、特に血液中で電離して生理的作用を示すことをいう。
ビールのような濃い茶色の尿
尿の色が濃い茶色に見えるなら、逆に水分の摂取量が少なくて深刻な脱水状態になってる可能性が高いです。だから水分が過多の場合とは異なり、尿の色が濃くなります。
また、肝に異常があるか、または胆汁が尿中と一緒に排出された場合、尿の色が濃い茶色に変わる場合もありますから、
このような症状が持続する場合必ず病院で診察を受けてください。
尿に血が赤い色の血尿
尿の色が赤い色を帯びていると、文字通り私たちの体に赤信号が点灯しているはずです。
長期的には出血がありこれが血尿でもあり、尿路結石、尿路感染症、前立腺炎などの様々な原因があるので、赤い色を帯びる血尿を見た場合は、早めに病院へ行って正確な診断を受けてください。
泡が多い尿
尿を見ると少し泡が生じるのは正常ですが、ビールの泡のように過度に多くの気泡が発生する場合は蛋白尿になってる可能性が高いです。
蛋白尿は腎臓の機能に異常が生じた場合、私たちの体に必要なタンパク質も、尿と一緒に出て泡のようになります。
腎臓病だけでなく、糖尿病や高血圧がひどくなると蛋白尿が現れるので、まめにチェックしてください!
糞で見る健康チェック
尿の色だけでなく、大便の色や便の形も健康をチェックする重要な要因です。
汚いからという考えでチェックすることを避けないで、トイレの水を流す前にチェックする事をお勧めします。
黒色や赤便
赤い色の食品を食べてもないのに糞の色が鮮紅色の血便なら痔など大腸や肛門疾患である可能性があります。
問題は、黒便ですが、内蔵の出血部分が肛門から遠いほど便の色は赤から黒に変化します。
糞の色が黒なら、大腸や胃に出血があったり、がん、あるいは潰瘍のせいで表れる症状の可能性が高いです。
もし腸内の出血のために大便色が黒に表れる場合は色が石炭のように黒く、深刻な悪臭も伴っています。
黒の便が続いて、体の状態がよくない場合は必ず病院に行って診察を受けてください!
見慣れない、白便
大便の色がグレーと白の場合もあります。
通常胆汁の分泌がスムーズに行われない場合、この色になります。
特に胆石がある場合は大便の色が白いのが一般的です。
腹痛と一緒に濃い色の尿、黄疸の症状も表れますので、放置せずにこのような症状がある場合は必ず診断を受けて見ることをお勧めします。
正常なようで正常ではない黄色の便
黄色の大更だと、通常の大便色ではないかと思いますが黒便や血便のように黄色も、通常の色ではないです。
通常の便の色は黄褐色と見ることができます。
酸っぱい臭いがする黄色の便は脂肪の多い食品を食べ消化されていない脂肪が混じって排出されたものです。
もし、これが続くと下痢、皮膚炎の原因となりますのでご注意ください!
押しつぶされた便
平たい形の便は、黒便と同じくらい腸内に生じた問題を示す症状ですが、大腸ポリープなどによってで大腸の内部に問題がある場合便の形自体が片側が押され、その形で平たい形で出てきます。
もし、大腸内で癌が進行した状態である場合、大腸の組織が腐敗して悪臭が一緒に出たりしたら大便の色はもちろん大便の形、大便の臭いまでチェックすることをお勧めします。
最後に
実際に大小便は毎回注意深く観察するのが容易ではないですが、一度はご自身の体から出る分泌物にも関心を持って見ることお勧めしたいです。
特に子供がいる家であれば、子供の大便の色、尿の色を確認を見て、子供の健康状態をチェックしてみましょう。
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