紅参は32種!高麗人参のサポニン(ジンセノサイド)の含有量

サポニン

高麗人参は主な有効成分 サポニン(人蔘サポニン=ジンセノサイド)種の数によって効果・効能が変わってくると言われています。

紅参や白参などの高麗人参を加工する製造過程のなかで化学構造の変化により生成されるジンセノサイド(ginsenoside)もあります。

 

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それではそれぞれの加工方法によるジンセノサイドの含有量を調べてみましょう。

紅参・白参のサポニン(ジンセノサイド)の含有量

高麗人参の加工方法により大幅にジンセノサイドの含有量が変わってくることが明らかになりました。

紅参と白参のサポニン成分の比較

共通(紅参・白参 両方に含有)
ジンセノサイド(18種)
白参
ジンセノサイド(6種)
紅参
ジンセノサイド(14種)

ジンセノサイド-Ro,-Ra1,-Ra2,
-Ra3,-Rb1,-Rb2,-Rb3,-Rc,
-Rd,-Re,-Rf,-Rg1,-Rg2,
-Rg3,-Rh1
ジンセノサイド-R1,
notoginsenoside-R1,
20-gluco-ジンセノサイド-Rf

 

 

malonyl -ジンセノサイド -Rb1
malonyl-ジンセノサイド-Rb2
malonyl-ジンセノサイド-Rc
malonyl-ジンセノサイド-Rd
koryo-ジンセノサイド-R1
koryo-ジンセノサイド-R2

 

 

白参は合計24種

ジンセノサイド-Rh2, Rf2
ジンセノサイド-Rs1,-Rs2,-Rs3,
-Rs4
20(S)-ジンセノサイド-Rg3,
20(R)-ジンセノサイド-Rg2,
20(R)-ジンセノサイド-Rh1,
notoginsenoside-R4,
ジンセノサイドRh4
ジンセノサイドRg5, Rg6
ジンセノサイド-F4

紅参は合計32種

紅参特有のジンセノサイドは蒸す過程の熱処理による加水分解反応によって 生成されることがわかっています。

紅参がジンセノサイドの含有量が一番多く効果が高いとされ多くの高麗人参製品で利用されている理由が分かります。

注:韓国産の紅参・白参を調べた結果です。

韓国産・中国産・日本産などの高麗人参のサポニン(ジンセノサイド)含有量 比較

 人蔘は韓国だけではなく色々な国で生産されていますが、なぜ韓国の高麗人参が良いと言われる理由は、

人蔘の品質を評価するにはサポニンがどのくらい含まれているかを比べます。

韓国の高麗人参の場合他の国の人蔘に比べて含まれているサポニンの種類が多いのです。

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種類 高麗人参 花旗人蔘 田七人蔘 竹節人蔘
サポニンの種類 22種(水参) 14種 15種 8種
サポニン含有量 1.45%   1.10% 1.03%
酸性多糖体含有量 3.16% 2.09% 2.25%  

高麗人参 紅参をお勧めする理由

このようなデータから高麗人参の紅参が他の人蔘に比べて優れていると言えます。

正官庄 天参(てんさん)のような高額の紅参を毎日使うことは難しいかもしれませんが、

エキスやタブレットのような正官庄 紅参製品でしたら気軽に毎日服用することができます。

 

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